(続)頼くんを堕とす方法

「わたしに？」



「うんっ。立ち話しもなんだし、どこか入らない？」



「う、うん。そうだね」






なんだろう？わたしに用って。




隣を歩く佳子ちゃんの表情からはなにも読み取れないんだけど。






とりあえず佳子ちゃんにつられ入ったのはファミレス。




佳子ちゃん曰く、時間を気にせず話せる場所はファミレスなんだとか…






てことは、結構長い時間話すってことだよね？




「ねねね、莉子ちゃんの彼、すっごくかっこいいよね！比呂くんに紹介してもらった時、驚いちゃった」





と微笑む佳子ちゃんは可愛くて天使だ。