(続)頼くんを堕とす方法
頼くんあるあるだもん。




「いーや。確実に莉子よ。気づいてないだろうけど、右京の視線がチラチラ痛いし」



「え…?ま、まさか」





頼くんがわたしを…?




いや、でも全然目合わないよ?





とその時、廊下から名前を呼ばれた。





「野々宮さん、」




見ると、そこには笑顔で手招きする河本くんの姿が。





「河本くん?どうしたの?」




そばまで行くとそう尋ねた。





「1学期に本の整理したの覚えてる?」
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