(続)頼くんを堕とす方法
「右京も人間なんだね〜」




となにかに納得している紬を問いただす。




「なにっ?頼くんがどうしたの!?」



「んー?別に〜?気にしないで」






いやいや、普通に気になるんだけど!?




「ちょいちょい、莉子ちゃん!放課後少し残っててくれる?」




青野くんは気まずそうにそう聞くと、わたしの返事を待っていた。






「うん?いいけど…」





なになになに〜?




次は青野くん?





「ん。じゃ放課後ね」
< 232 / 392 >

この作品をシェア

pagetop