(続)頼くんを堕とす方法
…てことで、頼くんを引き連れて図書室にやって来た。





もちろん河本くんも驚いていたけど、すんなり受け入れてくれたようで…




「助かるよ。ありがと」





なんてお礼を頼くんに向けていた。



ま、頼くんは無反応でしたけど。





そんなこんなで、3人で本を探すことになったはいいけど…





なんだろ?この雰囲気…??



張り詰めてる?というか、空気が重く感じるのは気のせい?





こんなんで本は見つかるのかな…?




早く見つけてこの雰囲気とおさらばしたいよ〜!





というわたしの願いは虚しく、なかなか見つからない本にため息さえこぼれた。
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