(続)頼くんを堕とす方法
これまでは、登校してくる頼くんを、教室の窓から眺めるところから始まっていたけど、両想いになった今…





メッセージを受け取るのが日課に。






【了解♡学校で待ってるね!】





そう返事をしたわたしはすでに学校にいる。



もっと言えば、着席までしている。






頼くんの彼女になってから、なぜか早起きが得意になった。





多分それは、寝ている時間までもが惜しいからかもしれない。





1分1秒でも長く頼くんのことを考えていたい。






と、相変わらずわたしの頭の中は頼くんだらけ。




もっと脳みその容量を増やして、頼くんのことを考えていたいとさえ思ってしまうわたしは結構痛くてやばい。
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