(続)頼くんを堕とす方法
前は手を繋ぐことにも苦労したのにね。





慣れというものはすごいや。




それに今では、家まで送ってくれるのも当たり前になった。




ま〜、ただ……





頼くんの気持ち…、___




"好き"という言葉だけは聞けてないのだけど。






離れてしまう前に聞けたらな〜…



なんて淡い期待を寄せてるけど、多分、いや絶対無理だ。




この頼くんが口を割るわけない。





「じゃ」
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