(続)頼くんを堕とす方法
この卒業旅行は一泊…



ま、学生の身だから仕方ないけど、もう一泊二泊はしたかったな〜。





といつまでも幸せな気持ちでいた。




次の日の学校で、早速紬にお土産を渡すと、その量に驚きと呆れ顔をもらった。





「買ってきすぎ」と。




でも、本当は喜んでくれていたと思う。





紬の親友を長いことやってきたからこそ、それはわかること。





「今週には卒業だね〜」




視線がお土産からわたしに向く。
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