(続)頼くんを堕とす方法
「頼くんさ〜、あの子にボタン渡す気だったの?」



「は?んなわけないじゃん」



「その割には返事困ってたじゃん?」



「あれは断り方考えてただけ」



「ふ〜ん。それより第二ボタン。莉子ちゃんに渡すんでしょ?」





と比呂のニヤけた視線が腹立つ。





…莉子に渡すかどうかは莉子次第というか…



なにも言ってこなければ渡すことはないだろうし。






てか、そういう比呂は…




「渡すの?彼女にボタン」



「もっちろん!もう予約済み」



「…あっそ」
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