(続)頼くんを堕とす方法
それにしても、約2ヶ月ぶりの頼くん……




会いたくて会いたくて仕方なかった。



連絡は毎日取っていたけど、やっぱり会いたい気持ちは抑えられなかった。






だから、今日をどれだけ待ち望んだことか。




…なのに、こんなに待たされるなんてね…





頼くんは鬼だ!





どうせ、こんなに会いたい気持ちになっているのもわたしだけなんだろうな。





「ね、莉子ちゃん。頼にちょっと意地悪しようか」



「え…?」





意地悪…?
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