(続)頼くんを堕とす方法
昨夜いきなり連絡があって、こうして一緒に迎えに来たんだけど。




「行くぞ」



いつの間にか腕から解放されており、歩き出す頼くんを追う。






「…頼くん怒ってるの?」



「………」




怒ってる…よね。




ま、そうだよね…



律くんに抱きしめられてたんだもん。





まさかあんな意地悪の仕方をするとは思ってなかったから…はぁ。




久しぶりに会えたのに、喧嘩から始まるなんて最悪だよ〜。
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