(続)頼くんを堕とす方法
間違いない。




青野くんが言ってた子はあの子だ。



……確かに可愛い…。





…うぅ〜……見なきゃよかった!





どうか頼くんがあの子に心変わりしませんように!!




そんなことを思いながら家路についた。






その夜、もちろん頼くんから連絡がくるはずもなく…



素直になれないまま次の日に。






そして、それは昼休み入ってすぐのこと。




「右京先輩っ!」





教室いっぱいに響いたその声に聞き覚えがある。
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