(続)頼くんを堕とす方法
っ…やっぱり…




1年のあの子だ。



「あの子って確か1年生だよね?」





紬の質問に頷いて見せる。




「1年生が3年の教室に来るなんて、あの子すごい」




と珍しく紬が興味を持つ。






ポニーテールが似合ってて可愛い子。




素直にそう思った。





頼くんはその子の元へ行くと、軽くお喋りを始めた様子。




表情はもちろん無表情だけど、会話のやり取りは行われているようだ。





そのまま2人を見つめていると、あるものが頼くんに差し出された。
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