(続)頼くんを堕とす方法
人気(ひとけ)の少ない渡り廊下まで来ると、パッと腕を離された。





「…よ、頼くん?なんか怒ってる…?」




さっきよりドス黒いオーラが見えまくりのような…?





「…っはぁ……ほんとうざい。まじでうざい」





…はい?…うざい!?!?




なにが?わたしが!?





「もしかして、無視したことまだ怒ってる?」




だとしたら根に持ちすぎじゃない?





「もうそれはどうでもいい」




と睨まれる。
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