(続)頼くんを堕とす方法
なっ!……




立ち上がった頼くんを見上げると、作った笑顔を向けられた。



その笑顔がなんか怖いんですけど…?





「黒。俺以外の男にそういうの見せた時は覚えといて?莉子ちゃん」





そう言うと頭を軽く撫でて去って行った。






…え?どういうこと??




黒?…黒ってなに?…





そういうのってなんなのー!?!?





頼くんのこの言葉の理解ができたのは、お風呂に入る時だった。





「あっ!…黒!!……黒だっ」
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