(続)頼くんを堕とす方法
「っはぁ…とりあえず休んでろ。放課後迎えに来る」





と伸びてきた手は、優しくわたしの頭に触れた。



キョトンとしている間に頼くんの姿は消えていて…




…え?……




待って待って。




なんで頭撫でた?



そして、放課後迎えに来る…?




…それって…一緒に帰ってくれる…的なやつ??





……えへへっ。




これは頭痛に感謝!!





口角が緩みっぱなしのまま、いつの間にか眠りについていた。
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