(続)頼くんを堕とす方法
それからすぐに頼くんが迎えに来てくれた。






「頭痛よくなった?」



「うん!もうすっかり」



「そ…」





他愛のない会話をしながら下駄箱まで向かっていると、またあの声が響いた。






「右京先輩!」





あの子だ…。





「…理乃、」





理乃…?この子が理乃ちゃん!?




さっき青野くんと話してた子…。





え、2人は知り合い…?
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