【完結】カルティナ姫と三人の王子〜目が覚めたら婚約者が三人いました〜


「わたしこそ。こんなにいいもの頂けると思ってなかったので、とても嬉しいです」

「二人もきっと、喜んでると思います」

 ルイトさんはそう言って微笑んでいた。

「ルイトさん、今日はよろしくお願いします」

「こちらこそ。楽しいデートにしましょうね」

「はい」

 今日はルイトさんのオススメの場所へ連れてってくれるとのことで、とても楽しみにしていたのだ。 

「ルイトさん、今日はどこに行くのですか?」

「今日はカルティナ姫と、せっかくなので遊ぼうと思いまして」

「遊ぶ、ですか?」
 
 何をして遊ぶんだろう……?

「はい。カルティナ姫、運動は得意ですか?」

「運動ですか?……まあ、嫌いではないです」

「そうですか。 では今日は、思いっきり楽しみましょう」

 ルイトさんにそう言われ頭にハテナが浮かんだが「はい」と返事をした。

「着きました。 ここです」

「え? ん、ここって……?」

「レジャー施設です。ここでたくさん遊べるので、今日はここで思いっきり遊びましょう」

 ここのレジャー施設なんて初めて来たかも?
ものすごく広いね……。
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