【完結】カルティナ姫と三人の王子〜目が覚めたら婚約者が三人いました〜
「カルティナ姫、行きますよ?」
「は、はい」
楽しみな反面、ドキドキしながらトランポリンをやった。
「はぁ……楽しかったぁ」
トランポリンをやってみたら、意外と楽しくてハマッてしまった。
「すごく楽しそうでしたね、姫」
「すごく楽しかったです! 最初はちょっと怖かったんですけど、やってみたら結構、楽しくて……」
トランポリンはわたしにとって、新しい感覚だった。
「それは良かったです」
「ありがとうございます、ルイトさん。こんな楽しいこと、教えてくださって」
わたしがそう伝えると、ルイトさんは「姫が楽しいと僕も楽しいので、嬉しいです」と言ってくれた。
「姫、お腹空きませんか?」
「確かに、お腹空いたかも……」
トランポリンを休みながらも30分も遊んでたから、結構お腹空いた気がする。
「では少し早いですが、昼食にしましょうか」
「そうですね」
「地下の一階にレストランがあるので、そこに行きましょうか」
「あ、はい」
わたしたちはエレベーターに乗り、レストランへと移動する。
「ここがレストランですね」
「はい」