heartbreak secret room 森村医師の2月14日は・・・?
「森村先生、またそのパターンで説得してるんですか?ご自分のイメージを自分で下げてど~するんですか?」
『説得なんてしてないぞ。怪我人のエッチの体位を考えるのも大事な整形外科医師の仕事だとオレは確信している!加藤クンの彼女を寄越してくれるのも大歓迎!』
手指の関節可動域角度を測る定規をカチカチと動かしながら、
“またか”と呆れ顔を遠慮なく見せた松浦クン。
「伶菜さんに言いますよ。」
『大丈夫!レイナは“浮気とかされるのヤだ・・・・夜の予習するから”ってオレにAVのDVDをかりようとしたぐらいだからな~。そういうことに理解アリってとこだ。』
「えっ?!日詠先生、そんなにも激しいんですか?!・・・・伶菜さんに予習させるぐらい・・・・」
“まさか?!”と言いたげな顔をして驚いた松浦クン。
どいつもこいつも
日詠サンに清らかなイメージを持ちやがって・・・
『日詠のダンナは影で何やっているんだかわからんからな~。アイツの大学時代なんてかなりヒドイ男だったし~。何人の女の子が泣かされてたことやら。』
「そんな人には見えませんけど。」
『ま~、オレみたいにオープンなエッチなヤツより、あ~いうタイプのほうがよっぽどダークだからな。』
「それが本当なら、なんかショッキングです・・・日詠先生はボクの中では理想の上司って感じですから・・・・こういう人が部長だなって。」
オレの舎弟のひとりと思っている松浦クンまで日詠サンびいきって
なんか世の中、ちょっぴり間違ってないかい?
そろそろ理解しようぜ
そのためにも言っておかなきゃな~
彼の裏の顔を・・・