それでも、この世界で生きていて。
「人数多いと、正直苦手な人も入ってくるから嫌だよね」
と、姫奈ちゃん。
「う〜ん…そうだよね」
立場上(学級委員)、一人を批判するようなことは言えない。なので、かなり言いたいことを抑えてオブラートに包んで発言する。
「てか、葵ちゃんも葵ちゃんだよね。あ、あと、葵ちゃんには、こういうこといちゃだめだよ。愚痴った人のことを本人にチクるからあの子」
…結構怒ってる、姫奈ちゃん。でも、わかる。
「そうだよね〜。まあ、悪気はないんだろうけどね」
そういうと、姫奈ちゃんは微妙な、なんともいえないというような顔をする。
「…なんか、甘くない?」
失礼な。私は至って通常運転です。
「そんなことないって。でも、強いていうなら、他にもっと怒ってる人がいたら、他の人は割とどーでも良くなるよ」
もう無理だ。我慢できない。
そこから、私はももこちゃんのことでたまった鬱憤をぶちまけた。
「…なんか、キャラ変わってる」
と、少し引かれたが、みなかったことにしよう。そこで、チャイムがなったので、私はおとなしく席につき、数学の教科書を開いた。
と、姫奈ちゃん。
「う〜ん…そうだよね」
立場上(学級委員)、一人を批判するようなことは言えない。なので、かなり言いたいことを抑えてオブラートに包んで発言する。
「てか、葵ちゃんも葵ちゃんだよね。あ、あと、葵ちゃんには、こういうこといちゃだめだよ。愚痴った人のことを本人にチクるからあの子」
…結構怒ってる、姫奈ちゃん。でも、わかる。
「そうだよね〜。まあ、悪気はないんだろうけどね」
そういうと、姫奈ちゃんは微妙な、なんともいえないというような顔をする。
「…なんか、甘くない?」
失礼な。私は至って通常運転です。
「そんなことないって。でも、強いていうなら、他にもっと怒ってる人がいたら、他の人は割とどーでも良くなるよ」
もう無理だ。我慢できない。
そこから、私はももこちゃんのことでたまった鬱憤をぶちまけた。
「…なんか、キャラ変わってる」
と、少し引かれたが、みなかったことにしよう。そこで、チャイムがなったので、私はおとなしく席につき、数学の教科書を開いた。