なめんなッ!
青空

うちの学校の屋上からの眺めは

天気が良い日はとても最高だ。







「う〜ん!今日も晴天だ」





「あれ…見ない顔だね?
何でここの鍵持ってるの?」






えっ…人が居た。

出て来たのは校則を、


まったく無視の格好をした女の子。






「待って君も何で!?」






ここの鍵は校長がこっそりくれた。

選ばれた人しか渡さないのよ〜
そう言われ鍵をもらった。





「校長借してくれたの〜♪」


この人も…。






「良い場所だよね〜。」






その子は空を見上げた。



その横顔に一瞬…


綺麗な人だな。

と思ってしまった…





「ん?」





「いや…その格好何も、
言われなかったの?」




「えーっと『オシャレね。』
『校則は軽ーく破ってるけど
個性があって良いわ。』
って言われた。」




「どんな校長だよっ!」




軽くじゃないし…。

髪はくるくる巻いてて、
染めてるし…

化粧もしてる。

スカートは短くて。



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