なめんなッ!
―キーンコーンカーンコーン
「終わったあー!」
「あ…あたし久保っちの所に行かなきゃ駄目だから。」
「じゃあ決めとくよ?」
「うん!」
それからクラスで丸く
なってお昼を食べた。
「…星夜??」
「ん?何、千恵美?」
「元気なくない…?」
「そんな事ないよっ!」
「そう??」
「大丈夫だよ。」
「…元気ないの〜星夜?」
「晴香ちゃん…!!!」
「ただいま〜皆♪」
「おかえりー!今日決まったよ」
「どうなったの〜?」
「俺の家お好み焼き店やってるから…そこの座敷で夕方6時に!」
「OK大丈夫〜!」
「じゃあ皆Okそうだね!」
皆、楽しそうだった。
晴香も…
「今度は時間通りにね?」
「分かってる〜!」
「迎え行く??」
「家分からないじゃん!」
「あー説明してくれれば。」
「ちょっと星夜…彼女が居るでしょ?迎えに行くのは彼女!」
「あっ…」
千恵美が隣で少し不安
そうな顔で僕達を見ていた。