(BL)超ドMすぎる野郎を思い切りギリギリ焦らしてやる私(究極ドS先生に無茶苦茶にされたくてしょうがない俺)
【2(S)3】


え~
そんなん既に了承済み案件でのコトだと思ってたんだが、
まさか
自身の受け持ちの情報収集まで出来てないとは・・
ホント
バカさ加減にも程がある

どうしてくれよう
・・かな?

マジいらね。


「チェンジ」

「え?」

「だから、お前いらない。チェンジ」

「っえ!!!」

「私の事、何も知らなくてもこなせると思ってんだろ」
「いえ、そんなっ、」
「じゃあ、なんで知らない」
「あ・・それは」
「言い訳通じると?」
「っ、」

ふ。困れ困れ。
そして
さっさと去れ。

「っう・・っ、うっ・・っ」
「えっ!」

「すいませんっ、本当にっ、す、いませんっ、お願いします、そんなコト
言わないでくだ、・・さ・・いっ、おねっ、お願いっ、」ずずっ、ずずっ。

え・・
え?
な、泣いてる?
成人男性が?
は、恥ずかし目も無く、人前で
・・
泣く??!!

「ちょ、なに泣いてんだ?」
「だっ、だって、嫌だから、先生と離れるなんても、無理なんで・・っ」ずずずっ

え~~~~・・・

っ、て待て待て、いい大人が泣いてどうにかなるとでも思ってんのか?
たく、幼稚園児じゃあるまいし、

「私が無理だって言ってんだ。」ふん!
「――!!」

「お前から言いにくいんだったら、私から編集長に伝えとく」
「・・・」

だんまりかよ、つくづく幼稚なヤツ



「死にます。」


「へ?」


すくっと立ち上がって真っすぐに進んだ先、は・・

ベランダ~~~~~~~~っっ!!!?

わぁぁぁぁ~~~~っっつ!!!
「待て待て待て~~~っつ!!!」

その声も奴には届いていないのか
ベランダに出て、躊躇なく手すりに片足かけ
って!!
飛ぶ気満々かよ――――っ!
バカかよ――――っ!!



ドサッ。
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