推しと好きはちがう!?
透「好きなら仕方ないだろ笑

彼氏じゃなくても妬く時は妬く!」


陽翔『そういうもん?』


透「そういうもんだろ笑」


ザワザワザワザワ

急に廊下が騒がしくなった



「えーっと櫻木君っている?」


教室の扉からひょっと顔を出したのは

見たことの無いイケメンだった


陽翔『え、誰?』

透に小さな声で聞くと首を横にふられた


陽翔『俺ですけど』


椅子から立ち上がると

そのイケメンは手招きをしてきた


「ちょっと話したいんだけど笑」


凄い周りに注目を浴びてるもんだから

何聞かずしぶしぶついて行くと


屋上に連れて行かれた



「ここまで来たら大丈夫でしょ!!」


パッと振り返ったイケメンの首から

かけられてるものを見て


今目の前にいるのが実習生の伊織先生だと

気づいた



陽翔『伊織先生ですか?』


伊織「そう!!よく知ってるね!

3年生のとこには行ってないのに!」


陽翔『カッコイイって有名ですよ笑』


伊織「ははっ笑ありがたいね〜

君もそうとうイケメンだけどね」


陽翔『とんでもないです笑

ところで、どうしたんですか?』

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