推しと好きはちがう！？

慧「愛結ちゃん、好きだよ

付き合ってなんて言わないからさ

これからも友達でいて」


あまりの出来事に言葉が出なかった


柊くんが私を…？好き？



愛結「…あのちょっとびっくりで…

…まず、ありがとうすごい嬉しい

ひとつ言わせて友達の友達じゃなくて

ちゃんと大切な友達だと思ってるよ」



静かに泣いている柊くんを

覗き込むようにすると

パッと顔を上げて私の鼻をつまんだ



慧「愛結ちゃんのくせに生意気な〜」


いつもの笑顔の柊くんだった



愛結「柊くん」


慧「ん？」


愛結「ありがとう」



何も言わずただ下を向いてブイサインを

してきたから私もブイサインで返した


慧「よーし！戻るか！」


愛結「だね！！」