希望をくれた君と私の物語 〜短編〜 実話です☆
心臓をギュッと握りつぶされたような感覚に襲われる。
「ずっと希愛のために見てるんだから、希愛には言わないでって言われてたんだけど、もうお母さんには限界。今まで黙っててごめんね。」
亮介の言葉が一つも耳に入ってこない。
「ごめん。教えてくれてありがと。でも、、今は部屋から出てってほしい…。」
亮介が部屋のドアを閉めきったのを確認すると、すぐにベットに体を預けた。