ずっと..ずっと..逢いたくて
この日の帰り道、何だか寂しくて仕方がない理由..。
やっぱりそう、抱きしめることやキスを交わす事すらなかった事..。
楓の名前が頻繁に出てしまう聖の口元..ちょっとは気になりますか?
楓とは最近では話す機会があまりないし、
お互いに他の友達ができるほどだから。
その再会をきっかけにして、聖との手紙のやり取りは続いてきた冬..。
中学3年生の冬になり、高校受験を目前に控えていた。
『楓はどうするの?どこの高校に行くか決めた?』