ずっと..ずっと..逢いたくて
私は忘れていたよ、親友の誕生日だった。
楓、聖と行ったんだ..。
聖といる場面でメールなんて出来るわけがない..。
イチャイチャラブラブなふたりを横目で見ながらいたよ。
『ゆあ、どうかしたぁ?』
『嫌、大丈夫だよっ♪』
『おかしいよ、ゆあ』
『初恋の人..』
『ええっ..どこに?』
柱のところにいるふたりを指差していると..
『彼女いるんだ?』
『実はあの女の子..私の親友..』
その事実については、希も目を丸くしていたなぁ。