ずっと..ずっと..逢いたくて







シオリちゃんが背を向けてしまう..

蒼は送らないの?



『蒼、送って行けよ..』


みんなから散々に言われ、手を振るふたり..

まったく..


蒼は相変わらずだったなぁ。

女の子を理解していない..。


私を好きだったという記憶..。

薄っすらと残る記憶。


雄斗・私・聖・楓が残り、雄斗と聖が送ってくれた。



『懐かしいなぁ、この道..変わらんなぁ』


中学校の前を通り、転校するまでの時間の思い出話に..。


『じゃあ、私はここで..。
すぐだし、ひとりで歩いていくね..』
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