ずっと..ずっと..逢いたくて
村形クンや数人の男子達に囲まれて歩く楓。
中学当時からマドンナ的な存在だったから、楓。
『妬いてしまうんだけど..』
聖が好きな楓は、村形クンと隣に座ってしまった。
『行って来いよ、楓の隣に..。
席、空いてるじゃん..』
『そうだよっ♪』
私たちが楓の隣に追いやると、聖は忍び足で楓の隣に向かった..。
遅れてくる同級生もみんなが揃い、凄い人数になる店内。
賑やかだなぁ、200人を超すのかなぁ..
準備も大変そう。
私と蒼は相変わらず聖を励まして、ふたりの時間を持たせようと試みる。