ずっと..ずっと..逢いたくて
私と蒼、そして..楓は同じ方角に帰る。
村形クンと関わりがなかったし、小学校も違った面もある..
家の方角が分からないままだったんだもん..無理もない。
『行こうか..』
『うん、朝になってしまったねぇ♪ 』
『あれぇ? 聖は?』
『向こうにいるじゃん、誰かと喋ってない?』
本当だ、聖は他のクラスにいた女の子から声をかけられていた。
『私、帰るね..またね。』
『一緒に帰ろうよ!』
『う、うん..』
む、村形クンが楓の前に..
そして、その光景を見つめてながら歩いてくる聖が..