ずっと..ずっと..逢いたくて







すかさず、蒼に言われてしまったね。

楓..凹んでる。



楓を想うからだね、
聖が送ってくれるんだ..。



『ありがとう』

『楽しかったね、またね』



私は蒼に送ってもらいながら、
楽しく過ごしていた。


先に駐車場を出てしまう聖たちが乗る車を見送る車中。


『あれっ、聖たち..どこに行くんだ?
車線変更した..』

『本当だぁーー、どこ行くの?ふたり..
ついていかない?』

『行ってみるか』



ふたりの行く末が気になり、興味津々で後を追う私たち。



『車停まった..』

『何ここ!何がある?』
< 300 / 476 >

この作品をシェア

pagetop