ずっと..ずっと..逢いたくて
逢える、そう思っていたから寂しさが襲う。
シオリに逢いたかった..。
同級生たちとの再会するまでの間、私は振袖を選ぶのに大変な思いをしていた..。
楓とは仲良く選び、お互いのお母さんと一緒に見に行く日も増えたっけ..。
人生で一度の華やかな一日、ふたりは幼なじみ。
お揃いの振り袖を選び、
キャーキャー騒いでいたんだもん。
ずっと想ってくれているお互いの彼は、お揃いって事に目を丸くしていたり..。
成人式は楽しみだけど、この時はまだ思いもしなかった..
そんな思いをしていたのは楓と聖だったかな..。