ずっと..ずっと..逢いたくて







『実家に戻ったの?』

『蒼が離れてから、実家に..。
聖、遠くなるよね?』

『俺、大丈夫だよっ♪』



..笑いかけないで

..優しい微笑みがツライから。



『聖、ありがとう..。またね!』


これで最後かも知れないね..

もう会えないかも知れないね..


私自身、ありったけの笑顔で..手を振っている。



『ゆあ..』

『こ..聖っ..手が痛いし..』

『来いよ』

『こうき..あっ、痛いっっ..』



この時..中学時代にしたキスが私自身を甦らせるきっかけだった。


キス..

キスしている..


昔好きだった聖と、何故..私が..。
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