ずっと..ずっと..逢いたくて
その日からまたしばらくの間は連絡すらなかった..。
私は仕事すら行けないまま、休みがちになっていた。
【ゆあちゃん、大丈夫?落ち着いたらまた戻っておいで】
【待っているよー】
って、会社の先輩や同僚からのメッセージが来ていた。
私は仕事に向かい、仕事にチカラを入れて行く決意を固める。
この日、仕事終わりの夕方..。
仕事場から聖のマンションの通りを通る道。
丁度その時だった..、
運が悪すぎたの、私..。
路上に停まっている車は、間違いなく聖の車..
“聖..聖..でも待って..”