ずっと..ずっと..逢いたくて
この翌日には、聖と一緒にいた楓からのメールが届いている..
【ゆあ、ごめんねぇ。
聖..逢いたがっているよっ..。
よろしくね】
もう信じない..
もう信じないんだ..
逢いたがっている..
嘘に決まっているよ。
【ゆあ..逢いたい..好きだ.好きだよ..♡】
..聖からのメール。
聖からのメール、今までは信じてきた。
でも、【♡】..。
不自然だった。
聖って、“♡”なんて、打たない。
楓の仕業かも知れない..。
楓はこんな事をするような子じゃない。
でも今の私は、誰も信じられない。