ずっと..ずっと..逢いたくて







今まではしゃぐ優希は、緊張して来たのか..
深呼吸してしまう。



『大丈夫だよっ♪ウチの家族、優しいから』

『ゆあを見てたら、分かるよっ』



家の近くまで来ると、無言になってしまう彼。



『大丈夫、大丈夫』

『ああ、分かる』


と、言いつつ..空を見上げている彼。

緊張がピークを達していた。



『ここ、ウチの家なの..』


そう言っていても、頷くしかない優希。

おしゃべり大好きな一面から、一変してしまう。



『ただいまぁ、優希が来たよ!』

『あらまぁ、入ってぇ』
< 463 / 476 >

この作品をシェア

pagetop