ずっと..ずっと..逢いたくて
今まではしゃぐ優希は、緊張して来たのか..
深呼吸してしまう。
『大丈夫だよっ♪ウチの家族、優しいから』
『ゆあを見てたら、分かるよっ』
家の近くまで来ると、無言になってしまう彼。
『大丈夫、大丈夫』
『ああ、分かる』
と、言いつつ..空を見上げている彼。
緊張がピークを達していた。
『ここ、ウチの家なの..』
そう言っていても、頷くしかない優希。
おしゃべり大好きな一面から、一変してしまう。
『ただいまぁ、優希が来たよ!』
『あらまぁ、入ってぇ』