ずっと..ずっと..逢いたくて
『何もないよっ、大丈夫かなぁ?』
『一緒に渡そう?ひとりじゃ、勇気出ないよっ..』
『了解..、ならば13日の夕方になったらゆあん家でね』
『分かったよっ、楽しみができた..』
この時はまだ不安しかなかったけど、楓の意思が強いからね。
でもこの時はまだ知らない事実が隠されていたなぁ。
バレンタインデーの前日..。
4人が集まっている最中、蒼はソワソワしている最中..
聖の表情が浮かないことを察していたんだ..。