三番線に恋がくる
(きゃああああ!!あっちから来てくれたあああ!!)
心の中は大フィーバー。
いきなりのことに脳内細胞が大変な勢いで回っている。
落ち着け、落ち着け。
ちゃんと話さないと。
「お、おはようございます。あれから大丈夫でしたか?」
「うん。電車から降りたらすぐに治りました。普段はあまり酔わないんだけど、昨日はテスト前で徹夜したあとだったから…」
「そうですか。……治ったなら良かったです」
「それで、君にはきちんとお礼を言いたくて。昨日は本当にありがとうございました」
「い、いいえ!そんな!全然!むしろ、勝手に飴を押し付けてすみませんでした。ハッカ大丈夫でした?スーッとするの平気ですか!?」
どんだけハッカを引っ張るんだ。……と心の中で自分にツッコミ。
でも彼はそんな私に呆れることなく優しい笑顔を浮かべている。
「うん。大丈夫です。食べたら本当に楽になりました」
「そう……ですか。それは良かった……。ハッカも喜んでます」
だからハッカはもういい。
何か他に話すこと。
ハッカ以外に話すこと。
せっかく彼から話しかけてくれたんだもん。
この幸運を無駄にしたくない。
心の中は大フィーバー。
いきなりのことに脳内細胞が大変な勢いで回っている。
落ち着け、落ち着け。
ちゃんと話さないと。
「お、おはようございます。あれから大丈夫でしたか?」
「うん。電車から降りたらすぐに治りました。普段はあまり酔わないんだけど、昨日はテスト前で徹夜したあとだったから…」
「そうですか。……治ったなら良かったです」
「それで、君にはきちんとお礼を言いたくて。昨日は本当にありがとうございました」
「い、いいえ!そんな!全然!むしろ、勝手に飴を押し付けてすみませんでした。ハッカ大丈夫でした?スーッとするの平気ですか!?」
どんだけハッカを引っ張るんだ。……と心の中で自分にツッコミ。
でも彼はそんな私に呆れることなく優しい笑顔を浮かべている。
「うん。大丈夫です。食べたら本当に楽になりました」
「そう……ですか。それは良かった……。ハッカも喜んでます」
だからハッカはもういい。
何か他に話すこと。
ハッカ以外に話すこと。
せっかく彼から話しかけてくれたんだもん。
この幸運を無駄にしたくない。