もう一度、その声が聞きたかった【完結】
Prologue:夢の中

”さくら…''
優しく微笑んだ彼が私の頭をなでる
”ほら、行くぞ!”と私の手を握りしめた











彼の名前を呼ぼうとすると
苦しくなり目が覚める。

目には涙が流れた。


「…けいすけ」



何度季節が巡っても
何度も同じ夢を見る。




私にはずっと忘れられない人がいる…
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