もう一度、その声が聞きたかった【完結】
07:私の気持ち
1週間経ち
今日は東京から彼がやってくる。
私は早番の仕事を終え
部屋を軽く掃除して
夕食を作って待っていた。
20時半を過ぎた頃
オートロックの呼び出し音が鳴る。
ロックを解除して
次は玄関のチャイムが鳴った。
2週間ぶりの彼。
「勇人、お疲れさま〜」
『お疲れ。
おっ!部屋らしくなってるじゃん。』
「もうすぐ2ヶ月だよ。
さすがに片付いたよ。」
『あ、これお土産な。』
彼から紙袋を渡された。
中には小さな花束と東京バーナのお菓子。
「えっ、お花?」
『前に花飾ってるって聞いたから。
ほら…赤ちゃんに…』
「覚えててくれたんだ…ありがとう」
私は彼の優しさが嬉しくて
思わず彼に抱きついた。
また紙袋に視線を移し彼に尋ねる。
「どうして、東京人の私に東京バーナなの?」
『えっ?さくら、東京バーナ食べた事ある?』
「ん?あげた事はあるけど食べた事ないかも…。」
『だろ?だから買ったきた。
東京土産の定番だけど俺も食べた事ないから。』
彼のドヤ顔に思わず吹き出した私。
彼はさらに大阪店のスタッフ用にと
私にくれた倍は大きい包みを見せてきた。
東京バーナ1つではしゃぐ彼は
子供みたいで可愛いと思った。
今日は東京から彼がやってくる。
私は早番の仕事を終え
部屋を軽く掃除して
夕食を作って待っていた。
20時半を過ぎた頃
オートロックの呼び出し音が鳴る。
ロックを解除して
次は玄関のチャイムが鳴った。
2週間ぶりの彼。
「勇人、お疲れさま〜」
『お疲れ。
おっ!部屋らしくなってるじゃん。』
「もうすぐ2ヶ月だよ。
さすがに片付いたよ。」
『あ、これお土産な。』
彼から紙袋を渡された。
中には小さな花束と東京バーナのお菓子。
「えっ、お花?」
『前に花飾ってるって聞いたから。
ほら…赤ちゃんに…』
「覚えててくれたんだ…ありがとう」
私は彼の優しさが嬉しくて
思わず彼に抱きついた。
また紙袋に視線を移し彼に尋ねる。
「どうして、東京人の私に東京バーナなの?」
『えっ?さくら、東京バーナ食べた事ある?』
「ん?あげた事はあるけど食べた事ないかも…。」
『だろ?だから買ったきた。
東京土産の定番だけど俺も食べた事ないから。』
彼のドヤ顔に思わず吹き出した私。
彼はさらに大阪店のスタッフ用にと
私にくれた倍は大きい包みを見せてきた。
東京バーナ1つではしゃぐ彼は
子供みたいで可愛いと思った。