もう一度、その声が聞きたかった【完結】
(圭介 side)
明日から11月、style me(スタイルミー)で
新たなフェアが始まる。
【Waz(ワズ】をメインのフェアなので
内勤の仕事が終わったら店舗に
手伝いに行こうと考えていた。
思いの外、仕事が片付かなくて
気付けば22時になっていた。
閉店後に作業に入ると聞いていたので
急げば間に合うかもしれない。
大阪支社から店舗までは20分弱。
店舗に到着すると外からさくらが作業しているのが見えた。
ガラス扉に手を掛けると鍵が開いていて
そのまま店内に入った。
彼女はすぐ俺に気付いた。
まずは営業モードで話かける。
他のスタッフが帰宅したようなので
昔みたいに普通に話した。
やっと彼女と2人きりで話せる。
まずは仕事を終わらせよう。
彼女は昔から高所恐怖症なのに
脚立の1番上にいて、あたふたしている。
あまりにも危なっかしくて
見ていられないので
俺が変わりに高所の作業を担当した。
作業を終え、メインテーブルを見る。
さすがは新店の店長、実力は想像以上。
商品の配置もそうだが
販促物や什器の使い方が絶妙で
【Waz】ブランドが一段と輝いる。
あの頃は知らなかった彼女の魅力に
俺の鼓動は高鳴った。
明日から11月、style me(スタイルミー)で
新たなフェアが始まる。
【Waz(ワズ】をメインのフェアなので
内勤の仕事が終わったら店舗に
手伝いに行こうと考えていた。
思いの外、仕事が片付かなくて
気付けば22時になっていた。
閉店後に作業に入ると聞いていたので
急げば間に合うかもしれない。
大阪支社から店舗までは20分弱。
店舗に到着すると外からさくらが作業しているのが見えた。
ガラス扉に手を掛けると鍵が開いていて
そのまま店内に入った。
彼女はすぐ俺に気付いた。
まずは営業モードで話かける。
他のスタッフが帰宅したようなので
昔みたいに普通に話した。
やっと彼女と2人きりで話せる。
まずは仕事を終わらせよう。
彼女は昔から高所恐怖症なのに
脚立の1番上にいて、あたふたしている。
あまりにも危なっかしくて
見ていられないので
俺が変わりに高所の作業を担当した。
作業を終え、メインテーブルを見る。
さすがは新店の店長、実力は想像以上。
商品の配置もそうだが
販促物や什器の使い方が絶妙で
【Waz】ブランドが一段と輝いる。
あの頃は知らなかった彼女の魅力に
俺の鼓動は高鳴った。