行ってらっしゃい




気付いたら…

病院の天井だった…

ガラッ

「気付いたんだね横谷さん」

「横谷…誰?」

「貴女の名前は
横谷 智瀬さんですよ」

「横谷…智瀬…解らない…」

「そうですか…じゃあ寝てて下さい」

「はい…」

言われた通り

眠りについた…




私は一体誰なんだろう…

記憶の片隅にある

キーワード

それは…

『逝ってらっしゃい』




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