新撰組の美しき紅い月








『ん......此処どこ?』


私が目を開けると、そこは着物を着た人や、刀を持った人、まるで、過去の日本の様だ。


『取り敢えず、今がいつなのかを聞くか。』


ザワザワ


《なんだあの奇妙な着物》

《あの容姿も不思議ねぇ》


容姿、ね。不思議じゃなくて不気味の間違いでしょう。

こんな、白銀色の髪に金色の右目。
眼帯をしていて見えないけど、血の様な紅い左目。

まるで、

       バケモノ



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