狼×天然【未来編】
毎日ベッドの中では舜との格闘が日課になってしまって
結局は負けて襲われてしまうのがオチというパターン。
まあ、結婚してもあたしと舜の上下関係(?)というものは高校のときと変わらない。
「子供だって、そろそろ欲しいと思わねぇの?」
答えづらい質問をするのも高校とまったく変わらない。
だから困る。
もっと大人になるのかなって思ってたのに。
もっと大人しくなるのかなって思ってたのに。
「そ、そういうこと、言わないでよっ」
「何だよ。まだ欲しくねぇの?ああ、そっか。……できたら、毎日ヤれねぇもんな」
「…ちがっ…!」
「違わねぇだろ?」
そう言ってベッドに座っていたあたしの隣に座って、あたしの顎をグイッと上げた。
視線が重なって、自然と頬が赤くなるのが分かった。
「もうそろそろ、限界なんだよ」
あたしの耳元で甘く囁く。
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