狼×天然【未来編】



舜は普段着に着替えた後、すぐ同窓会に行こうとのんびりしてた私を外に連れ出した。



車の免許をとったばっかりの頃はお父さんの車を乗っていたけど、今は自分で買った車に乗ってる。


だから、今住んでいるこのマンションは駐車場が下にあって便利だからいいという理由もあって選んだ。



車に乗り込む舜に続けて、私も助席に乗り込んだ。



すると、舜はエンジンをかけることなく、ただ無言で座っていた。




「同窓会、行かないの?」


「行くけど?」




じゃあ何で無言なのかは、なんとなく舜が考えてることが分かったから言わないでおいた。



隣をふと見ると、舜はダルそうにシートに深く座りながら、気持ちよさそうに寝ていた。




「…舜?寝てんの?」


「………」




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