日直当番【完結】
「え、ここ進藤くんのウチなの?家の人たちは?」
部屋の中の様子を見るとここはリビングみたいだ。無駄に物を置かずにすべてきちんと整頓されているところが進藤くんの家らしい。
「はい。今は僕以外誰もいません」
と、いうことは、今は進藤くんの家で私と進藤くんのふたりきり?
「うっそ」
「なんで嘘をつく必要があるんですか」
ちょっと待てちょっと待て。これはヤバい展開なんじゃないの?
ひとつ屋根の下に男と女がふたりっきりだよ。
ほらだって、
男の人ってあれじゃん、
ねぇ、
こういうときって、
その、
犯してはいけない過ちというか、
高校生男子なんて性欲の塊って言うし、
あの、
理性が、
なんたらって、
オオカミになっちゃうんだぞ的な、
というか、
あの、
えと、えと、えと…―――――。
部屋の中の様子を見るとここはリビングみたいだ。無駄に物を置かずにすべてきちんと整頓されているところが進藤くんの家らしい。
「はい。今は僕以外誰もいません」
と、いうことは、今は進藤くんの家で私と進藤くんのふたりきり?
「うっそ」
「なんで嘘をつく必要があるんですか」
ちょっと待てちょっと待て。これはヤバい展開なんじゃないの?
ひとつ屋根の下に男と女がふたりっきりだよ。
ほらだって、
男の人ってあれじゃん、
ねぇ、
こういうときって、
その、
犯してはいけない過ちというか、
高校生男子なんて性欲の塊って言うし、
あの、
理性が、
なんたらって、
オオカミになっちゃうんだぞ的な、
というか、
あの、
えと、えと、えと…―――――。