不器用幼馴染みの溺愛注意報

急にそう言うと私の手を引いて教室を飛び出る

「へ？」
その一言を発するのがやっとで、全然頭がついていかない

保健室…とは逆方向に進み、屋上まで連れて行かれる

晃「わりぃ、気になり過ぎて全く集中出来ねぇからさ」
屋上に着くと頭を掻きながらそういうと晃樹くんは座って横を叩く

かぁくんと同じで、横に座った方が良いパターンだよね

「お邪魔します」
晃「ん。でさ、さっきの続き聞かせて？」

「えっと…これは、絶対内緒なんだけど、かぁくんが2人でカフェに行きたかったみたいで」
瑠奈ちゃんに言うわけじゃないし良い…よね？

晃「へぇ、秦野瑠奈とってこと？」
外から固める派なのか？なんて良く分からない独り言を呟いてる