理想の恋愛    〜高校生編〜

告白?

 私より先に、吉川くんとみなみは電車を降りた。
 私と岡田くんは2つ先の駅だった。

 駅に着き、電車を降りた。
 岡田くんと自転車で帰っていたが、途中で止まった。

「どうしたの?」
「話がある。」
「うん。」
公園に自転車を停め、ベンチに座った。

「あのさー。」
「何?」
「俺、河野のこと好きだわ。」
「ありがとう。」
「意味わかってる?」
「?」
「わかってないね。
 中学生のときから河野のこと知ってた。
 強くはないけど、楽しそうにバドミントンをやってるのが可愛くて。
 だから、練習も付き合うことにした。
 今は、恋愛に興味ないだろうけど、
 いつか俺を好きになってもらえるように頑張る。」

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