理想の恋愛 〜高校生編〜

「ひゅうま？」
「ひゅうまじゃん。何してんの？デート？」
「おまえ、こういう女の子がタイプなんだ。
意外。まぁ、楽しめよ。またな。」
「おぅ。」
　彼らは去っていった。

「あいつらは、俺の連れだよ。
　見た目はあんなんだけど、いいやつらなんだ！」
「うん。ひゅうまくんの友達ならいい人なんでしょうね。」
　でも、私には引っかかる言葉だった。

『私は、ひゅうまくんに合ってない。』
　そう思えた。

「今日は、ありがとうございました。楽しかったてます。」
「こっちこそ。またね。」
「バイバイ。」
　駅で、ひゅうまくんと分かれた。